【都内】健康診断の料金は企業負担!企業健診の検査項目
【都内】企業健診の必要検査項目についてご紹介
健康診断は、企業の費用負担が必須です。また、必要となる検査項目は業務により異なるため、事前に正しく理解しておきましょう。都内での企業健診は、恵比寿健診センターへご相談ください。
企業健診の必要検査項目とは?料金は企業が負担しなければならない
労働安全衛生法によれば、企業は従業員の健康診断費用を負担することが求められており、健康診断は大きく2つのカテゴリーに分けられます。健康診断の実施時期や検査項目は個々の労働者によって異なりますが、法律によって明確に定められた検査項目が存在しますので、個人・企業に関わらず検査項目を把握することが可能です。
健康診断は大きく分けて2種類ある
企業に義務づけられた健康診断は、一般健康診断と特殊健康診断の2つに分類されます。
一般健康診断は、従業員の病気を早期に発見することを目的とした健康診断です。対象者や実施時期は個々に異なるため、企業は対象者と実施時期を検討する必要があります。
特殊健康診断は、労働衛生上のリスクが高い業務に従事する従業員が対象です。診断結果に基づいて、従業員の勤務場所や業務内容の変更など、適切な改善策が必要となる場合があります。業務内容や労働環境に応じて実施すべき健康診断が異なりますので、企業は従業員の業務内容を正確に把握しなければなりません。
一般健康診断の必要検査項目
一般健康診断には、5つの健康診断があります。こちらでは特に頻繁に実施される2つの健康診断の必要な検査項目をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
・雇用時健康診断
雇用時健康診断では、以下の11項目の検査が必要です(労働安全衛生規則第43条からの抜粋)。
- 既往歴及び業務歴の調査
- 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
- 身長、体重、腹囲、視力および聴力の検査
- 胸部エックス線検査
- 血圧の測定
- 貧血検査
- 肝機能検査
- 血中脂質検査
- 血糖検査
- 尿検査
- 心電図検査
雇用時健康診断はその名のとおり、労働者が雇用された際に行われる健康診断です。労働者の健康管理と長期的な雇用に貢献するために実施されます。
・定期健康診断
定期健康診断では、以下の11項目の検査が必要です(労働安全衛生規則第44条からの抜粋)。
- 既往歴及び業務歴の調査
- 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
- 身長、体重、腹囲、視力および聴力の検査
- 胸部エックス線検査および喀痰検査
- 血圧の測定
- 貧血検査
- 肝機能検査
- 血中脂質検査
- 血糖検査
- 尿検査
- 心電図検査
定期健康診断は、年に1回実施される健康診断です。雇用時健康診断と検査項目が類似しており、胸部エックス線検査に喀痰検査が追加されています(ただし、胸部エックス線検査によって病変が発見されない者、または胸部エックス線検査によって結核発病のおそれがないと診断された者は医師が必要でないと認める場合に喀痰検査は省略できます)。定期的に労働者の健康状態を把握し、健康管理することが目的です。
特殊健康診断の必要検査項目
特殊健康診断は、従事する業務や環境によって検査項目が異なります。こちらでは、鉛業務を例としてご紹介いたします。鉛を扱う従業員は、以下の6項目の検査を行います(鉛中毒予防規則第53条より抜粋)。
- 業務の経歴の調査
- 作業条件の簡易な調査
- 鉛による自覚症状及び他覚症状の既往歴の有無の検査並びに第五号及び第六号に掲げる項目についての既往の検査結果の調査
- 鉛による自覚症状または他覚症状と通常認められる症状の有無の検査
- 血液中の鉛の量の検査
- 尿中のデルタアミノレブリン酸の量の検査
企業が健康診断の料金を負担する
労働安全衛生法によれば、健康診断の費用は企業の全額負担が求められています。ただし、健康診断は自由診療であり、施設によって費用が異なる場合がありますので、注意してください。
定期健康診断の場合、一人当たりの費用は5,000~15,000円程度が目安です。人間ドックやオプション検査を希望する労働者がいる場合、原則は自己負担ですが、会社側が費用の一部を負担することも可能です。
健康診断を依頼する前に、一人当たりの費用がどれくらいか確認してください。
また、企業としては健康診断の実施方法についても検討しなければなりません。巡回健診など、健診機関が指定された場所へ出向いて健康診断を行う方法を利用することで、労働者の負担や移動時間を減らすことが可能です。
さらに、労働者が健康診断を受けるための柔軟な時間枠を設けることも考慮すべきです。時間や業務のスケジュールに配慮し、健康診断に参加できるような環境を整えてください。
企業は労働者の健康状態を適切に把握し、健康増進や疾病予防に積極的に取り組むことで、生産性や労働環境の向上につながります。
健康診断の基本を理解し、適切な健康診断実施の計画を
健康診断の費用を負担し、労働者に適切な健康診断を実施することは企業の義務です。健康診断は一般健康診断と特殊健康診断に分けられ、それぞれに異なる検査項目があります。一般健康診断は基礎的な項目であり、目的は病気の予防と健康な勤続です。一方、特殊健康診断は特定の有害業務に就く労働者に対して行われ、有害物質によって検査項目が異なります。
経営者や総務担当者はこちらの内容を参考にし、健康診断の種類と検査項目を理解することで、適切な実施計画を立てましょう。
恵比寿健診センターは、健康診断や人間ドックに特化した健診センターです。恵比寿駅から徒歩6分と好立地であり、心地よく受診できる環境をご提供いたします。企業で実施する雇入時健康診断や定期健康診断、特定業務従事者の健康診断や労災保険二次健康診断などの受診が可能です。
結果報告書をわかりやすくまとめており、受診者の皆さまから高い評価をいただいています。恵比寿健診センターの利用をご検討いただき、企業の労働者の健康をしっかりとサポートしてください。
健康診断に関するお役立ちコラム
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